2002年5月

一考 ”カメラ目線”

2002/05/01(水)

TVのスポーツニュースやワイドショーを見ていていつも思うのだが、 「カメラ目線」で話すレポーターたちの多いこと多いこと。 見ていて気持が悪いと感じるのはあちきだけではないはずだ。

一般のニュース番組でキャスターがニュースを読み上げる時、 カメラ目線で話すのは正しい。 内容が「(カメラの向こうの)視聴者に対して」というものだからだ。

でも上記の番組に於いては違う。 殆どのレポーターは「司会者の質問に答えている」のに カメラ目線なのである。

司)
「今日は○○の商品について取材してもらいました。」[→カメラ]
司)
「では、○○について紹介してください。」[→レポーター]
レ)
「はい。○○はですね…」[以後、ずーっとカメラ目線]

(↑司)=司会者、レ)=レポーター、[ ]内は目線の方向)

ただし、上記の例が「正しい」場合もある。 それは、 司会者は「スタジオ」、レポーターは「中継先」といったような、 司会者とレポーターが同じ場所にいない場合である。 (この場合は2行目も[→カメラ]となる) それなら目線の方向はあっている。 お互いが「カメラの向こう」にいるからだ。

でも、同じスタジオ内で、しかも隣に座っている司会者が レポーターに向かって投げた言葉を、 レポーターはどういうわけだか(隣にいる)司会者にではなく、 (カメラの向こうの)視聴者に投げ返してしまっている。

これは絶対におかしい。 その手の養成所ではこういう事って教えないのかなぁ…? お互いに話している相手を見て話すのが会話の基本だと思うのだけど。

当人たちも、他の番組などで レポーターがカメラ目線で話しているのを見て 「おかしい(変だ)」とは思わないのだろうか? 当人たちだって、日常の会話では絶対にこんな話し方しないと思う。

一体、誰に向かって(対して)話してるの?

ネタがあるうちに…

2002/05/17(金)

ここんとこ、お仕事が重なっていることもあって、 立て続けに「ちゃんかず通信」を配信している。 そおいえばここ数年、この時期はなぜかお仕事が入ってくるのである。 最近は教えがメインになりつつありますが、やはり 未だ現役でいられるとゆうのは嬉しい限りです。

今後も「ちゃんかず通信」の執筆ネタ(?)が途切れぬよう、 頑張って踊っていこおっと。

2002/05/17(金)

台風とか豪雨ぢゃなければ、雨って割と好きです。 庭の木や花たちに水をやる手間が省けるから…うそうそ(笑)

雨の日に部屋から庭を眺めていると、 雨の雫をいくつもいくつも乗せた木々が嬉しそうに揺れている。 まるで、空から降ってくる無数の細い針たちが、 重なり合う葉っぱの上で次々と真珠の粒に変わっていくようで、 見ていて飽きない程、それはそれは美しいのです。

こんな日の雨なら大好き。

泣いちゃいかんのよ。

2002/05/22(水)

来週、「平家大祭」の前に1つお仕事が入りました。 今回はあちきは出演も振付もするわけではないのだが、 実際に踊る子達よりもしっかりと内容を把握していなければ いけないので、その歌を覚えるため ただいま我が部屋ではそのデモを流しっぱなしにしている。

これが実に切ない曲なのだ。 メロもさることながら、歌詞が実に切ない! 歌詞の内容はまだ公式に発表されていないので書けないが、 現在の恋人への自分の不安な気持を歌ったもの。

元来涙もろい(?)あちきは、聴いているうちに (この歌詞のよおな経験もないくせに)なぜか感情移入してしまい、 つい涙が…。こりゃ、歌を覚えるどころぢゃないな…はは。

まぁ、死ぬほど聴いて、当日までに免疫をつけておかねば…! 踊って見せてる最中にこっちが泣いちゃったらカッコつかんもんね。

珍しく、めちゃめちゃへこんでます…。

2002/05/27(月)

仕事先でミスを連発。 今回は振付アシスタントなので、 どこをどう…ってうまく説明できないのですが、 例えばこれが自分で踊るナンバーなら、 「振付を間違える」「音の速さについてゆけない」等の問題は 時間内に何度も練習し踊りこめば、自分で処理できる。

だが今回は自分で踊るわけではなく、 振付の細部やフォーメーション、段取り…等、全体のチェック。 上記のよおな問題ぢゃないだけに、対応の仕方がわからず 完全に舞い上がってしまい、いっぱいいっぱいな状態。(汗) 結局は一緒にいた先輩アシスタントに助けてもらいっぱなしでした。

1つの曲が「ダンスナンバー」として仕上がるためには 実にたくさんの人と、さまざまな作業が必要となってくるのだ。 …と実感した1日でした。

次回のリハではその先輩アシスタントも出られないので、 1人で仕切らなくてはならない。 …不安はつきないが、そんなことも言ってられない。 あちきが失敗すれば、まず あちきにこの仕事を振ってくれた人が恥をかく。 そして、全員に迷惑をかける。

へこんでるヒマなどはない!やるしかないのだ。

2002/05/28(火)

あちきは傘が嫌い。 正確には「傘を持つのが嫌い」である。

昔、お気に入りだった傘を帰りの電車の中に置き忘れてしまったせいかもしれない。 以来、無くなってもいいように、コンビニのビニール傘しか持たないようにしていたのだが、逆に必ず持って帰ってきてしまうのである。 …世の中うまくいかないもんだ。(違)

天気予報で「今夜は雨」と言っていても、 出掛けに降っていなければ傘を持たずに外出する。 で、予報どおり降ってしまったら、頭にタオルをかぶって びしょ濡れ状態で帰ってくるのだ。

それでも、(帰りがけに雨がやんでしまって) 傘を持ち歩くよりはいいと思ってしまう。 だって雨そのものは嫌いぢゃないから。