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『板橋区民まつり』にて
2001/10/21(日)
『平家大祭』中のイベントの1つである『奉納の舞』を踊ってきました。 この『奉納の舞』は、「平家落人の霊を鎮める」ための踊りなのですが、 今回はちょっと不思議な体験をしました…。
踊ってる最中に「ものすごく悲しく」なったのです。 まるで、命を落とした平家の姫君が、あちきの身体に 降りてきたかのようでした。 そもそもあちきは霊感ゼロなので、別に 何かを見た…とか、声が聞こえた…とかではありません。 ただ、姫たちの無念の想いが痛いほど伝わってきたのです。
あちきはこれを過去に3回踊っているのですが、 今回のように、踊ってて「悲しく」なったのは初めてでした。 終わった後、メンバーにそのことを告げると、 その中の1人が「私も!」と…。
ほんの数分間ですが、「平家の姫君」になった1日でした。 …いえ、「姫君になった」のではなく、 姫君としてそこに「存在していた」のです…。
芝居の世界ではよく「役が乗り移る」なんて言いますけど、 それってこうゆうことなのかな…。