シガーを燻らす時間、それはあちきの唯一の贅沢です。 吸うと、ゆったりとした独特の香りが口の中で広がります。 たっぷりの煙と豊かな香りの中で心も体もすっかりリラックス…
シガーはあちきにとって「魔法のケムリ」なのです。
きっかけ
お仕事でご一緒した役者さんが実に旨そうに吸っていて、しかもその姿がまた、えらいサマになっていて、そんなに旨いもんならあちきも吸ってみようかなぁ…と、その役者さんにいろいろ教えてもらい、現在に至る。
最初は「シガリロ」とよばれる紙巻タバコと同じくらいの太さのものから始めましたが、徐々に太いものになってゆき、最近じゃすっかりマフィア状態なあちきです。(^^ゞ
意外にも、太いものの方が味はマイルドです。太い方のが、それ自体がフィルターの役目を果たしてくれるからだそうで、…言われてみれば、なるほど…である。
特徴
独特の香りと煙
あちきはこの香りにハマったからシガー党になったわけなのだが、タバコそのものをやらない人にはこの香りを嫌う人も多いです。 どんなに軽いものでも、やはり紙巻に比べればかなり強いので、人の多いところや換気の悪い場所では吸わないようにしてます。^^;
喫煙時間
サイズにもよりますが、1本で大体1時間前後。 紙巻と同じサイズのシガリロでも10分弱。
値段
サイズや使っている葉の種類によってさまざまです。
- シガリロ (紙巻とほぼ同じサイズ)
- 500円~2000円/20本
- ドライシガー (マシンメイドシガー = 機械巻き)
- 100円~300円/1本
- プレミアムシガー (ハンドメイドシガー = 人による手巻き)
- 800円~5000円/1本
葉巻の本場、キューバ産のハバナシガーになるともっと高いです。 (あちきが知っている限りでは「モンテクリストA(1本6000円)」ってのが日本では1番高い!!)
葉巻にした理由
あちきの場合、紙巻を吸っていたのは単なる時間潰しのため。 「手持ち無沙汰だから」、「口が寂しいから」、「電車が来ないから」…などといった理由で吸っていました。 一方、葉巻を吸うのはそれ自体が時間を過ごす手段になります。 たとえ読書をしながらでも、音楽を聴きながらでも、葉巻そのものの味や香りを楽しむことが出来ます。
そして、シガーを吸える環境に制限がある代わりに、最高に「贅沢な時間」を手に入れることが出来ます。 あちきがシガーにはまってしまった最大の理由はこれかも…。
おすすめ
ここではあちきの個人的な好みを「お気に入り」順に並べてみました。
- パルタガス・チコ
- あちきが普段愛煙しているのがこれ。「パルタガス」は1番のお気に入りです。 なかでも、この「チコ」は100%ハバナ葉を使用しているのに、機械巻のため比較的低価格。 細めなので、味はちょっとキツいかも。
- レイデルムンド・デミタス
- サイズは上述の「パルタガス・チコ」とほぼ同じですが、こちらは手巻き。 細めのシガーはキツイ味わいのものが多いのですが、この「レイデルムンド・デミタス」はちっとも辛くなくて、柔らかな味わいです。 なかなか日本に入荷されてこないのですが、お店に並んだ時は即買いの1本です。
- モンテクリストno.5
- 最近のお気に入り。木の実の香り&ハーブ系の味わいです。 「モンテクリスト」は非常に口当たりがよく、柔らかな味わいと深い香りがあります。
- コイーバ・エクスクィジート
- ドラマ「ギフト」でキムタクが吸っていたのが、ここの「エスプレンディードス」です。あちきはそれよりもちょっと細めの「エクスクィジート」。 味わいは全体的にちょっと軽め。でも値段はかなり高め。(^^ゞ
- ロメオYジュリエッタ・ペティジュリエッタ
- 名前に惹かれて吸い始めました。味わいはまろやかでほんの少しコクがあります。 同じ味わいでサイズの小さい「スモールシガリロ」もあります。
- パルタガス・セリーディNo.4
- キューバへ旅行した人からお土産で戴きました。 あちきが吸ったものの中ではもっとも太いサイズです(直径約20mm)。 「パルタガス」はキューバで最も古いブランドの1つで、全体的に香りが強く、重くリッチな味わいです。
いきつけ
あちきの行きつけのショップと、シガーを楽しめる場所です。
- HUMIDOR スギシマ
- かなりの種類のハバナ(キューバ産)シガーが揃っています。
葉巻についてわからないことがある時は、ここの店長さんに聞くと丁寧に教えてくれます。
あちきもだいぶ教えてもらいました。
- 231-0861 神奈川県横浜市中区元町 3-115
- Tel.045-641-0084
- ありいずみ
- 「しぶちか」の一角にあるタバコ屋さん。
キューバ産というのは、なかなか日本に入ってこないのだが、ここに来れば必ずある!とゆうくらいキューバ産シガーが充実。
- 150-0043 東京都渋谷区道玄坂 2-2-1 渋谷地下街
- Tel.03-3461-4357
- シガークラブ(飯倉本店)
- あちきがシガーを始めるにあたって、最初に連れて来てもらったのがここ。
1階がショップ、2階がバーになっていて、キューバ産の上質なシガーが堪能できます。
「ウェスティンホテル東京」(恵比寿ガーデンプレイス)ほか、大阪にも支店があります。
- 106-0041 東京都港区麻布台 2-3-9
- Tel.03-3583-7130
- ル・コネスール(六本木店)
- 狭い階段を上ってゆくと、入口にショップ、奥にバーがあります。
ここのバーは初心者にやさしく、メニューにはシガーのテイストなど情報が満載。
好みに合ったシガーが満喫できます。
- 106-0032 東京都港区六本木 7-18-11 dmビル
- Tel.03-3746-3636
- kagaya
- キューバ産を含め、世界中のシガーの逸品が揃っています。
シガーケース、カッター、ヒュミドール(保管用のケース)などのシガー用のグッズも充実。
- 160-0022 東京都新宿区新宿 3-17-7 紀伊国屋ビル 1F
- Tel.03-3352-3689
書籍
シガーに関する本を集めてみました。各リンク先に詳細が載っています。 全てオンラインストアAmazon.co.jpで入手できます。
各書籍の表紙が見たいかたはおすすめシガーブックの方へどうぞ。
- シガー入門
- まだシガーを知らない人のための必携バイブル。 初めてのシガー選び、楽しみ方、実物大カタログを始め、シガーのすべてをやさしく紹介。
- 葉巻(シガー)の時間~葉巻はワインである
- 人気ワイン漫画「ソムリエ」「瞬のワイン」原作者が贈る、はじめての葉巻徹底ガイド。 「著名人と葉巻」「ワインと葉巻」「葉巻と食事について」など、 シガーカタログでは39ブランド164本を実物大写真で紹介しています。
- 葉巻の世界 - 贅沢な時間の過ごし方
- 葉巻の愉しみ方から葉巻の歴史と文化まで、葉巻のすべてがわかる本。 葉巻愛好家にも、葉巻を吸ったことがない人にも。
- The Cigar Story - 葉巻をめぐる偉人伝
- チャーチルから芥川龍之介まで―。くゆる煙が偉人を綴る大人のためのショート切絵コミックです。