痛いときほど息を吐く

たま~に教えをやることがあるのですが、踊り始めたばかりの生徒たちが多いクラスなので、みんな身体は硬いです。ストレッチをしていると、痛そうな辛そうな顔をしています。どうも彼らの頭の中では、『ストレッチ=痛い』という図式が出来上がっているようで…。

そんな時にあちきがいつも言ってることがあります。

『痛いときほど息を吐くんだよ~。』

人間って「痛い時は息を止める」習慣があるようです。怪我をした時、病気で苦しい時、歯を食いしばってその痛みに耐える…。そうすれば少しは痛みがやわらぐような気がするからです。

けれど、ストレッチの場合は違います。痛いからといって息を止めてしまうと、筋肉がそれ以上伸びてくれません。風船の空気を抜くように、息を吐きながら少しずつ伸ばしていってあげましょう。すると、だんだん「痛い」から「痛いけど気持いい」に変わってきます。そして「伸びてる伸びてる~。気持いい」となります。ストレッチは決して『痛いもの』ではないのです。

# ところで、この『痛いときほど息を吐く』…これって普段の生活にも当てはまるんぢゃないかなぁ…?