た行
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面 (つら)
舞台上の1番端のこと。主に「前っ面(まえっつら)」(1番前端)のことをさします。ダンス公演などで、「これ以上前に出ると照明などが当たらず、お客さんにとって見づらくなる」という位置を「踊り面(おどりつら)」と言う場合もあります。
出待ち (でまち)
出番の終わった役者さんが帰っていくのをお見送りすること。
例えば、終演後、楽屋通用口(役者の出入口のこと。たいていは劇場ウラ)でずっと立ってるファンらしき人たちがいたら、それが「出待ち」の人です。
トラ (とら)
代役のこと。語源は「エキストラ」。アンダースタディ、スタンドイン、ダミーと違い、本番もそのまま出演する。スケジュールの都合などで演者が仕事(本番)に参加できない時に代役を用意することを「トラを立てる」という。
取り (とり)
元々の意味は、寄席で最後に出演する者。真打(しんうち=技量の最も優れた者)。転じて、最後に上映または上演される呼び物の映画や番組。またはそれを演ずる人を指します。
例:「紅白歌合戦でトリをとる」←1番最後に歌う人。