舞台に関する用語

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当て書き (あてがき)

[舞][映]

芝居などで、脚本を書く際に、それぞれの役者の性格にあわせた役柄に書くこと。または書かれた脚本のこと。

アンダースタディ (あんだーすたでぃ)

[舞]

代役のこと。稽古の際、本人の代わりに立ち位置に立ったり台詞を言ったりする。

(いた)

[舞]

舞台上のことです。

『板の上に乗る』とは、舞台に立つことを表します。

板付き (いたつき)

[舞]

本番などで、音楽が始まる前にあらかじめダンサーが舞台上に立っていること。

入り (いり)

[舞][映]

劇場やスタジオに入ること。また、入っている状態。

例えば、『キャストの方々は3時に「楽屋入り」してください。』→「3時までに楽屋に到着してください。」という意味です。ですから、単に「明日のリハーサルは15:00から」って言われたら「楽屋への入り時間」なのか「実際の開始時間」なのかを確認しないと、とんでもない事になります。(←経験者は語る…汗)

『今日の「客の入り」は上々だな…』→その劇場に来ているお客さんの数を表しています。

押す (おす)

[舞][映]

予定してる時間を過ぎること。

例えばコンサートの楽屋などで『客の入りが悪いので、「15分押し」で参ります。』→「お客さんがまだ会場に入り切れていないので、開演時間を15分遅らせます。」という意味です。

おつかれさまです (おつかれさまです)

[舞][映]

レッスンや本番が終了した後、その現場から立ち去る時に使います。

なぜだかこの世界では「さようなら」という言葉は存在しません。また、「その日既に会っている人」に対して「おはようございます」の代わりに使われることも多いです。

音先行 (おとせんこう)

[舞]

ダンスの本番などで、出演者が舞台へ上がる前に音楽を先に流すこと。

おはようございます (おはようございます)

[舞][映]

「その日初めて会う人に対して」交わされる挨拶の言葉です。時間帯が午後以降でも使います。

ちなみに英語圏では午後からは「Hello」です。「Good Morning」ではありません。…念のため。

(おび)

[舞][映]

テレビ・ラジオ等で、毎日または一定期間の同じ時刻に放送される連続番組のこと。NHKの朝の連ドラや昼のワイドショーなどがこれにあたります。

舞台の場合は長期の地方公演を指します。

書割 (かきわり)

[舞]

平面に背景が描かれた舞台装置のこと。主に風景や建物など。TVのバラエティ番組でセットなどに描かれているものもさします。

上手 (かみて)

[舞]

劇場の舞台上で左側のこと。客席側から見て右。

噛む (かむ)

[舞][映]

台詞(せりふ)や言葉をうまくいえず、どもってしまうこと。

看板 (かんばん)

[舞]

芝居などで主役を演じる役者のこと。その舞台の主役。コンサートではメインの歌手をこう呼ぶこともある。

楽屋 (がくや)

[舞][映]

控室のこと。本番用の衣装に着替えたり化粧をしたり、出番を待つ間や休憩時に使用する部屋。

ちなみにベテランの俳優さんや売れてるタレントは大概「個人部屋」ですが、新人タレントやアーティストのバックバンド・バックダンサーなどはまとめて「大部屋」と呼ばれる広い部屋になることが多いです。

消え物 (きえもの)

[舞]

舞台で使われる小道具の種類の呼び方で、食べ物などの「消耗されるもの」をさします。

GP (げねぷろ)

[舞]

衣装・メイクを完全に施した状態での最終リハーサルのこと。「お客さんを入れない状態での本番」ともいえます。そのまま「ジーピー」とか、更に略して「ゲネ」とも読んだりします。有名な演出家の舞台などでは、(たまにですが)舞台関係者、芸能人、プレス(取材陣)などを招待し、「公開ゲネ」なるものを行うこともあります。

香盤 (こうばん)

[舞]

出演者全員の出番や役割などを表示したもの。香盤表(こうばんひょう)とも言う。

柿落し (こけらおとし)

[舞]

(新築工事の最後にこけら(木片)を払い落としたことから転じて)新築の劇場が初めて興行すること。その劇場の初御披露目。

小屋入り (こやいり)

[舞]

小屋とは劇場のことです。この場合は「劇場に入ること」を指します。本番前に「実際に立つ舞台」での最終稽古が行われます。だいたい前日に入ることが多いです。